10/1 トレドへ
トレドは西ゴート王国の首都で、古都なので奈良と姉妹都市になっているようだ。旧市街全体が世界遺産にもなっているらしい。知らなかった。
トレドに行くのも2回目。1度目は小学生の頃家族旅行で行ったら、クラスメートの家族も同じ宿に泊まっていて、夕飯の後テラスでばったり会ったのを覚えている。今回泊まる宿も同じ宿だ。
ヘタフェからトレドまでは1時間程度で着く。
前日は日が昇る前に出発したが、この日は日の出を見てから出発した。
トレドへ
1時間もかからずに着いた。
公営の駐車場に停めた。タダ。
奥に見えるのが旧市街の外壁とアルカサル(中央左の大きい建物)
駐車場から川沿いに歩いて行く。
アルカンタラ橋
橋を渡って外壁に上った。
眩しい。10時前だが、歩いていると汗が出てくる程度には暑い。
トレド旧市街
丘全体の上に街があるから、アルカサルや大聖堂がある中心部に行くには坂道を行かなければならない。
来た道
アルカサル
アルカサルの東側にある公園
逆光になっているが、対岸にある建物は陸軍学校らしい。
アルカサル
小路。教会の鐘楼が見える。
坂道
旧市街はなるべく車で走りたくないね
大きい建物が見えてきた
トレド大聖堂
中には入っていないので外観だけ。
たぶん水鏡用の水たまり
大きすぎて収まりきらない。
中も綺麗らしいので入ってみてもよかった。
Museo Taller del Moro ムーア人の工房博物館
もともと王宮(離宮?)だったのが修道院になり、その後石工の工房として使われていた中世の建物。
訪れた日はタダで入ることができた。
中世の建物の構造が残っているのは興味深い。
置いてあった壺
出入り口のアーチのレリーフも綺麗だ
少し歩いたところにあったホテルのバルで朝食に
ボカディージョとスーモデナランハのセット
すぐ近くにあったシナゴーグ
これも歴史ある建物なのだろう
中には入らなかった。
エルグレコ美術館
グレコの私邸が美術館になっている。
こんな大きい家に住んでみたい。
グレコの絵は全体的に暗いんだけど、コントラストが強くて印象に残りやすい。
グレコ自身はルネサンスとバロックの中間期に生きた人で、このコントラスト強めの画風はこの時代の中でもマニエリスムというものに属しているらしい。
このグレコ邸にはピカソも訪れたことがあるようで、ピカソコーナーも設けられていた。
サント・トメ教会
エルグレコ美術館から北に少し上がると教会がある。ここには「オルガス伯の埋葬」というグレコの作品がある。
グレコの代表作だということは知らず、人の列ができていたから入ってみた。
小さい教会なので、先に並んでいた団体ツアー客と一緒に入り、その団体が抜けてからじっくり見ることができた。
「オルガス伯の埋葬」
墓
絵は教会本堂の裏の墓の上に飾られているのだが、本堂の方で讃美歌の合唱があり、なんとも荘厳な感じだった。
サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会
内装が全部白の馬蹄型アーチのある教会。教会とは言うが、もともとシナゴーグだったところ。
柱の装飾が細かい
アーチが目立つが、アーチだけの写真を撮るのを忘れていた。
なんとなくモスクっぽい感じがする。
サン・フアン・デ・ロス・レージェス修道院
教会を出て右側にトゲトゲの建物があったので行ってみることに。
かなりトゲトゲしている。ゴシック様式特有のトゲトゲ。
入場すぐの回廊
柱に聖人?の像がそれぞれ設置されている
パティオ
回廊の天井も装飾がすごい
2階へ
回廊の2階から本堂の2階へ移動できる。
ステンドグラス
本堂
エアアサシンに適した場所だ
教会にはあまり興味はないが、中庭のある建物は好きだ
本堂後方
天井
別のポイントから
磔刑のキリスト
この修道院を南に行くと、展望スポットがあり、トレドの西側が眺められる。
サン・マルティン橋
修道院外観
眩しい。
トレド旧市街北部
トレド北西の城壁まで来た。
カンブロン門
門から東へ戻る。