2022/6/28 朝
この日はミュンヘンに戻り、バイクを返却して親のいるデュッセルドルフまで夜行列車で行く予定。
朝の風景
朝食。ビュッフェ形式だが質素。パン、シリアル、果物くらい。
サクッと済ませてチェックアウト。
バイクに乗ろうとしていると、他のお客さんからどっから来たのかと話しかけられた。
日本から来てミュンヘンでバイク借りてここまで来たことを伝えた。その人はドイツ人で友達とツーリングしに来たとのこと。ドイツのナンバーだから気になっていたそう。
良い旅を、と言って見送った。
ドロミティ
ドイツ人のバイクおじさん達を見送ってから私も出発。
出発前、バイクとお宿の外観。
当初の予定では、モンテクリスタッロの向かいの展望台までロープウェイで登って山を撮影しようかと思っていたのだけど、ロープウェイの駐車場内のバイク置き場が分からず、しばらくうろうろした。
チャリ用の置き場はあるが、ちょっと段差があってバイクも停められる感じではない。
間違ったところに置いて切符切られるのも嫌なので、諦めて別の場所に行ってみることに。
崖沿いに進む
ヤエー
山
相変わらず胸部マウントなのでタンクバッグがGoProの画面の半分を占めてしまう。
途中道路工事しているところが何箇所かあり交互通行になっていた。
途中の展望ポイントから。
ロープウェイ乗り場に到着。
広い駐車場
チャリの人も多い。
ハイキングマップ
大戦時の対戦車砲かな?そのまま置いてある。
ドロミティといってもかなり広大で、このロープウェイで行ける範囲だけがドロミティではない。
宿から見えたモンテクリスタッロもアンテラーオもドロミティの一部。
(参考)
今回行ったのはドロミティの中でもコルティナダンペッツォを中心とする世界遺産に指定されている地域。
ファルツァレーゴ峠にこのロープウェイがある。
さらに西に行くと、ガルデーナ峠がある。ストリートビューで見るだけでも壮大さが伝わってくる。
そこまでは行く時間的な余裕はなかったのでまた別のタイミングで行きたい。
チケットを買ってロープウェイに乗る。盗まれないようにまたヘルメットを持って移動する。10人くらい乗れる程度の大きさ。
ロープウェイの中から。
広角モード
降りたところから。南方向
東方向
南東方向
北方向
降りたところがカフェテラスになっていて、双眼鏡が設置してあった。
カフェテラスから遊歩道に降りて歩いていく。
ロープウェイ降り場から西方向
まだ遊歩道は続いているので進んでいく
遠くの方に池がある
たぶん遊歩道のゴール。十字架が立てられてる。
ゴール地点から周辺の風景。
雄大。素晴らしい眺め。
遊歩道に咲いてた花
遊歩道は一通り歩いて、始点のロープウェイ乗り場まで戻る。
他の道はハイキング道で、かなり距離がある上にライディングブーツでは限界があるのでここまでにしておいた。
ルート案内看板
帰りに通るヴァルパローラ峠。右の方に見える青い屋根の建物がトレ・サッシ要塞。
またロープウェイに乗って駐車場に戻る。
駐車場でバイクに乗ろうとしていると、息が臭い寄付詐欺おじさんに絡まれた。環境保全がどうのこうのと言っていた。
断るも、かなりしつこく喋るし、息の臭さにも長時間耐えられなかったので10ユーロほど渡した。小銭がなかったのが残念。
こういった詐欺おじさんは育ちの悪さが喋り方に出ている。言語がわからなくてもそういうのは伝わってくる。
気を取り直して進もう。
ヴァルパローラ峠
ここで残念ながらGoProバッテリー切れ。
高速道路に乗っていくので路肩にも停められず。
ここまでずっと晴れていたけど雲が出てきてしまったし、ある意味ちょうど良かった。
オーストリアに再入国するときに、高速道路とは別料金ということで追加で何ユーロか払った。ブレンナー峠というところ。
晴れていたら眺めが良かったと思われる道だった。
ドイツに入ってからはアウトバーン。
速度無制限区間で195km/hまで出した。
速度が上がると視界が狭くなるというのは本当で、怖かったのですぐ速度を落とした。
ミュンヘンからデュッセルドルフへ
お店の人から大丈夫だったか聞かれたが、車体チェックして特に問題ないねと言われたので一安心。
コルティナダンペッツォからの大まかなルート。
F800GTとはここでお別れ。
4日間で1000kmほど走ったが、パワーも乗り心地も十分。
脚が長くないのでローシートでも良かったかもしれない。