10/9アルマダ
ロカ岬からA-5を通り、リスボンに再突入した。
ロカ岬を出たところの風景
予約していた宿はリスボンではなく、川を挟んで南側のアルマダというエリアにある。
リスボンも歴史の長い街で、道も混んでいるし狭いので、隣町の比較的車の停めやすい宿を選んだ。
4月25日橋の名前は、1974年のポルトガルで起きた軍事クーデターであるカーネーション革命の日に由来する。
趣のある赤い鉄橋だ。
アルマダに入った。
宿の近くに着いたところで、オーナーに電話で連絡することになっていた。
適当なところに停車させて電話したところ、宿ではなく別のところからオーナーが現れた。
やや中性的なオーナーだった。タイに行ったときもこんな感じの人いたなあと思った。
手続きをして鍵を受け取り、宿の設備の説明を受けたところでオーナーとは別れた。
宿はこちら。
Casa do Criativo Bed&Breakfast
宿の中はこんな感じ。
ここは共用部
階段を上がると客室がある
オシャレな感じで周りも静かなので、この宿にして正解だった。
宿の周りはこんな感じの細い道。
駐車場ありの宿を探していたが、路上駐車ならそう書いておいてほしかった。まあ停められたからいいが。
リスボンとアルマダの間を流れているのはテージョ川(スペイン語ではタホ川)。
ヴァスコ・ダ・ガマ橋のかかっていたところは湖のようになっていて、リスボンはテージョ川の大西洋への出口に位置する。港町としては絶好の立地だ。
ちなみに古代ローマ時代以前からある街で、古代ではオリシポ(Olissipo)と呼ばれていたらしい。
アルマダ市内を通って
フェリー乗り場に着いた
Transtejo - Terminal Fluvial de Cacilhas
チケットを買った。自動券売機もあったが、ポルトガル語はよくわからないので駅(港?)員のいるところで往復券を買った。
なかなかにボロい。
川を渡る。
所用5分程度。
リスボン
対岸の船着場に到着。
リスボン側から。
アルマダにあるクリスト・レイ像
西側
東側
この遊歩道をまっすぐ進む
途中なんか作品?があった
昔の埠頭カイス・ダス・コルナス
ドン・ジョゼ1世騎馬像
アルコ・ダ・ルア・アウグスタ
下から
裏側には時計がある
コメルシオ広場から北東方向に進む
リスボン大聖堂
大聖堂の中は資料館が併設されていて、中世のキリスト教の祭祀道具などが展示されていた。
鐘楼を上がったところ
ステンドグラス
パイプオルガン
キリスト生誕の場面かな?
カテドラルから北に坂道を登っていくとサン・ジョルジェ城に着く。
サン・ジョルジェ城
城というか公園ぽくなっている。
閉園間際だったのでささっとチケットを買って入場した。
Arco do Castelo(城門)
Estátua do Rei D. Afonso Henriques(アフォンソ1世像)
レコンキスタ時代の王で、カスティーリャレオン王国からポルトガルを独立させた。
展望台からの南東側の眺め
南西側。4月25日橋が見える。
本丸への門
城へ
城壁の上にも上れる。
国旗と市旗
城内は資料館になっていて、出土品が展示されている。
先史時代の動物の骨
古代のランプ
鉄製品
陶器
中世イスラム支配時代の青いタイル
展示はちゃんとした博物館と比べると少なめ。
外に出てしばらく夕焼けを待っていた。
ちなみに、夕焼けを待っている間、この写真中央のカップルがプロポーズを始めた。
成功したようで、周りの人から拍手が起こった。私も拍手しておいた。お幸せに。
19時で閉園も近くお腹も空いていたのでこれくらいが限界だろうということで切り上げた。
帰り道
帰りがけに、缶詰屋さんに立ち寄り、お土産に缶詰をいくつか買った。
まとめ買いするとちゃんとした箱入りにしてくれる。
お店はこちら
コンセルヴェイラ・デ・リスボア
缶詰の写真はないが、Googleマップのリンク先で他の人が上げている写真があるので見てほしい。絶対お土産に買いたくなる。
夕食
アルマダに戻ってから夕食にした。船着場近くの適当なレストランに入った。
テラス席に案内された。
GRILLNCHILL Almada
Arroz de Marisco(海鮮炊き込みごはん)
パエージャと似ているが、皿も深いし水分が多いので、炊き込みご飯というよりは雑炊に近い。
アサリ、エビ、イカなどが入っていて美味しかった。
この後宿に戻ってゆっくり寝た。
リスボンは街並みが綺麗だ。食べ物も美味しいし、また行きたいと思う。